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洞峰公園と近隣公園の歴史と自然

洞峰公園の歴史といきもの 概要

当法人が紐解いた「洞峰公園の歴史」と観察会を通して見つけた「洞峰公園のいきものたちの姿」を、わかりやすいスライドでご確認ください!  こちらをクリック‼

Ⅰ.筑波研究学園都市の建設

高水準の科学研究と高等教育を行うための拠点を創ることを目指して1963年、筑波の地に科学の街「筑波研究学園都市」を建設することが決定されました。試験研究機関などを計画的に移転し、研究者たちが居住し自由にキュレーションできる都市をゼロから創造しようとした、当時の大国家プロジェクトでした。
そこで、筑波研究学園都市では、そこに住まう人々の生活が健康で文化的なものとして営なわれるよう、歴史的遺産や自然環境の保全することが試みられました。このため、地元の小中学校の理科の先生と専門家が協力して日本最初期の環境アセスメントが行われ、既存林や郷土の土壌や植生を出来るだけ取り入れた街づくりがなされたのです。
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Ⅱ.江戸時代からあった洞峰沼

公園にある洞峰沼は、かつては上池・下池に分かれ面積が12hrもある大きな沼でした。江戸時代末には二宮尊徳に依頼して沼から用水を引く工事を行ったり(ただし、うまくいかなかったそうですが・・・)、昭和初期には沼の大改修工事を行うなど、この地域の農業用灌漑用池として大切にされてきました。
1970年代に筑波研究学園都市の造成が始まると、下池は埋め立てられ西大通りと住宅地となり、上池は修景されて現在の公園内の沼となりました。現在でも洞峰沼はつくば市街地で最も大きな沼であり、カワセミやカイツブリが生息・繁殖の場となっています。また、冬には多様なカモ類が飛来し、上陸して採餌するなど来園者の目を楽しませています。
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Ⅲ.筑波研究学園都市と洞峰公園

筑波研究学園都市の建設にあたり、街南部の「緑の中心」として整備されたのが、洞峰公園です。洞峰公園は洞峰沼を中心に取り込む形で設計され、もとからの樹林を残しながら郷土の樹木を優先的に植えられました。沼を含む生態系の保全に気をつけて5年がかりで造られ、1980年に開園しました。
洞峰公園には多様なスポーツ施設がありますが、市街地の中にありながら自然を感じることができる貴重な環境は、休息やリラックスできる市民の憩いの場であると共に、自然観察会や自然環境教育の場としても活用されています。
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Ⅳ.洞峰公園の環境と生き物たち

洞峰公園は広さ約20haの都市公園ですが、複数の研究施設の保安林や草地も併せるとほぼ100ha以上もの緑地の中央に位置す都市公園と言えます。さらに、葦原を有する沼・湿地、樹林及び草地など種々の地勢を有しているため、それぞれの環境に適応した希少種を含む多様な生き物が、今も生息しています。
種々のスポーツを楽しんだりリラックスできる市民の憩いの場であると共に、自然観察会や自然環境教育ならびに市民自らが生物多様性保全・再生ボランティアに携わる場として活用されている洞峰公園では、自然観察会や生物多様性保全ボランティア活動が盛んに行われています。
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